出版書籍のご紹介「ミヒャエル・エンデの貨幣観」

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出版書籍のご紹介です。
『ミヒャエル・エンデの貨幣観-ゲーテの『メルヒェン』からシュタイナーを経た錬金術思想の系譜-』川村 和宏

「ミヒャエル・エンデは、二〇世紀後半において、国際的に見ても最も成功したドイツの児童文学作家である。(中略)しかし、エンデ文学に関する学術的研究は、まだ緒に就いたばかりである。近年、例えば、ファンタジー文学という観点から、『モモ』や『はてしない物語』を分析する研究や、児童文学における規範性の問題を扱う論考などが現れている。ただ、これらは、あくまで児童文学あるいはファンタジーというジャンルの枠内でエンデの文学を論じるものであり、作家としてのエンデの全体像、特に彼の思想的な側面にまで目を向けてはいない。(中略)

本書は神秘主義から独自の貨幣観へと展開したエンデの思想の特徴を掘り下げ、さらにそればドイツ文学史と内在的に関わっている事実を明らかにしようと試みるものである。特に、ゲーテからシュタイナーを経てエンデに至る「錬金術」への関心の連鎖を取り出し、この近代ドイツ文学の地下水脈とでも呼ぶべき系譜の中にエンデを適切に位置づけることが、主要な目的である。」
-はじめに より抜粋

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